ものづくりへの想い
2023年 08月 20日

古いものに魅かれていた。
祖父の蔵に眠るお宝や、蔵書は独特の香りがして、妖しくも魅力的だったし
祖母のコレクションの着物は、綺麗だなぁと見惚れた。
そして
大人になったワタシは、
古い素材を使って 作品を作っている。
西洋のアンティークレースや、素材に魅せられ、もう十数年。
人間よりはるかに長い時間、この世をかいくぐって生き延びてきた、ものたち。
それは、奇跡のカタマリであり、
幸運のシンボルとも思える。
全てひとのて で丁寧に、
計り知れない時間と、そして財力をかけて 生み出されたであろうものたちは、
一つ一つが細かな細工や美しさを纏い
100年200年経った今でも 眼を見張る美しさ。
ものによっては、ほつれや破れ、
くすみや汚れがあるけれど、
経年美が、なんとも愛おしくて、
断捨離好きな自分でも、
その小さなレースのカケラは、捨てることはできない。
魅せられて、集めた、
自分にとってのお宝を、
時に、組み合わせて、作品を作って。
アンティークの美しさはそのままで、
そこにワタシのエッセンスを加えて、
また形をかえて 愛でていかれたらよいな、と思っている。
作るのも飾るのも至福なので、
自分一人で ニヤつくのも幸せだけれど、
それを 同じように 心 弾ませ 共鳴してくれる人が この世界に居ること。
それがまたさらに嬉しい。
大量生産は出来ないし、
たまにしか作れないし、
生活必需品でも無いし、
レア?マニアック?な存在たちだけれど
ワタシの世界には、必要で、
生活に彩りを与えてくれるものたち。
それが作品となっています。
見てくださる方、
欲してくださる方、
いつもほんとうにありがとうございます。
作るのも飾るのも撮影も、
そしてお客様を思いながら、
ラッピングやタグや台紙を作るのも、
至福、しあわせな時間です✨
この想いが、貴女に届きますように✨
屋号のLe porte-bonheurとはフランス語で、
幸せの扉。
作品に触れた方が一瞬でも笑顔になったり、
喜んでもらえますようにと願いを込めて。
@leportebonheur_rinrin

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